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マーケティングの現場で生まれた多変量解析ソフトです

もちろん汎用的な分析ツールです。
マーケティングで便利な分析ツールを目指しています。具体的には、個々のサンプルの個別の要因を深掘りするに便利である事です。また、プレゼンテーションを見据えた出力も出来るといいですね。
そんな要求からこのソフトウエアは作られています

多変量解析ツールとしてはモデルとメソッドの多い方だと思います。24の分析モデルとそれぞれに幾つかのメソッドが用意されています。
また、一般的なツールには無い機能も多少あります。例えば、マハラノビス距離による有意性を確認しながら乖離度合を検証したり、有意性に従った範囲予測をしたり、因子軸によってマッピングされた射影面に変量ベクトルを示したりする事などが出来ます

先ずは動かしてみて下さい
 


 
psiStatsPro, 多変量解析ソフトウエア
last updated on 7th January 2024 since 1st April 2004
Download ver.0.93.03 for Windows x86 -- it may be worked on Windows XP, 7, 8.x, 10 (32 bits)
Download ver.0.93.03 for Windows x64 -- it may be worked on Windows XP, 7, 8.x, 10 (64 bits)
 
はじめに
 
1. 使い方の概要
2. 解析モデルとメソッド
 
chapter1: データの読込み
 
1-1. サンプルデータ
1-2. オープンファイル
1-3. 変量の除外
 
chapter2: プリファレンス
 
2-1. データファイル
2-2. 文字列長
2-3. グラフ
 
chapter3: 解析結果の保存
 
3-1. スクリーン
3-2. CSV前提
3-3. プレディクト
 


はじめに


データを読込み、解析をして、表示された結果を保存します

データファイルは、CSVファイル、もしくは、MicrosoftのExcelファイルを用意します。予め、プリファレンスでどちらのファイル形式を使うかを指定しておきます。
Excelファイルの場合は、DDEのみです。ODBCは現在のバージョンでは使えない様にしました。また、DDEにしても使い勝手の良い方法とは思えないので、CSVファイルを使う事を推奨します。
変量名を指定して除外する事が出来ます。戻す事も容易に出来ます

プリファレンス(Option/Preference)では、データファイルの形式の他に、数値表示の長さ(桁数)、及び、グラフ表示を設定します。
表示の長さは文字数で設定します。変量の名前にも同じ制限が加わります。小数点の位置は自動で最適化されます。もちろん、計算精度とは無関係で、あくまで表示の制限です。また、重要な数値はこの制限を受けません。
グラフを表示するかどうかを設定出来ます。グラフ表示をする場合に、Principal Component, Principal Factor, Maximum Likelihoodでのマッピングに於いて、ナンバリングと変量ベクトルのサイジングをする事が出来ます

ウィンドウは2つあり、上部スクリーンにデータファイル内容が表示され、下部スクリーンに解析結果が表示されます。メニューから(File/lower Screen/Save As)、表示内容の保存が出来ます。また、スクリーン上で編集する事も出来ます。
CSVファイルで保存する事を推奨します。Cluster等の一部例外を除き、スプレッドシートとして表示出来る形式になっています

あまり多く説明する事も無ければ、その必要も無いと思います。各モデルに対する十分な知識さえあれば、使うのは容易に出来ていると思います
 



解析モデルは、5種に大別された以下の24モデルがあります。各々のモデルに於けるメソッド乃至オプション等も充実していると思います

Type Model Method, Option
Common Analysis Fundamental Statistics Covariance Matrix, Correlation Coefficients Matrix, Speaman's Ranking Coefficients, Kendall's Ranking Coefficients
Multiple Regression Analysis All Selection, Step Wise(Forward Regression, Forward Selection, Backward Regression, Backward Selection) due to AIC/F-Value, Effective Coverage
Principal Component Analysis Component Number, Minimum Eigen Value, Correlation Base Matrix, Covariance Base Matrix
Canonical Correlation Analysis
Principal Factor Analysis Factor Number, Standardize, SMC, Repetition, Rotation(Oblique/Orthogonal) due to Criterion(Covarimin/Biquartimin/Quartimin, Varimax/Biquartimax/Quartimax)
Maximum Likelihood Analysis Factor Number, Standardize, SMC, Repetition, Rotation(Oblique/Orthogonal) due to Criterion(Covarimin/Biquartimin/Quartimin, Varimax/Biquartimax/Quartimax)
Discriminant Analysis Tset Box M, alpha for Canon, F-in Forward Selection, F-in Value, F-in Probability
Cluster Analysis Division(Sample/Variable), Distance(Mahalanobis/standardized/RawData), Criterion(Nearest Neighbor/Furtherest Neighbor/Median Method/Group Average/Centroid Method/Ward's Method)
Quantification Analysis Association Measures Analysis Data Scale(Order Scale/Nominal Scale)
Quantification-1 Analysis
Quantification-2 Analysis
Quantification-3 Analysis Source Data Type(Variable/Cross), Expected Factor Number
Three-Way Log linear Analysis Source Data Type(Variable/Cross), 1st and 2nd Model test u-term effect, Number of Category A, B, C
Similarity Data Analysis Quantification-4 Analysis
Principal Co-ordinates Analysis Number of Dimention
Non-Linear Analysis Multiple Logistic Model Divisional Value, Maximum Iteration
Exponential Weibull Model Divisional Value, Maximum Iteration
Propotional Hazard Model Divisional Value, Maximum Iteration
Non-Linear Regression Analysis Convert Degrees of Polynomial Terms Degrees, All Selection, Step Wise(Forward Regression, Forward Selection, Backward Regression, Backward Selection) due to AIC/F-Value, Effective Coverage
Involution Curve Regression Model All Selection, Step Wise(Forward Regression, Forward Selection, Backward Regression, Backward Selection) due to AIC/F-Value, Effective Coverage
Exponential Curve Regression Model All Selection, Step Wise(Forward Regression, Forward Selection, Backward Regression, Backward Selection) due to AIC/F-Value, Effective Coverage
Inverse Curve Regression Model All Selection, Step Wise(Forward Regression, Forward Selection, Backward Regression, Backward Selection) due to AIC/F-Value, Effective Coverage
Logistic Curve 1 Regression Model All Selection, Step Wise(Forward Regression, Forward Selection, Backward Regression, Backward Selection) due to AIC/F-Value, Effective Coverage
Logistic Curve 2 Regression Model All Selection, Step Wise(Forward Regression, Forward Selection, Backward Regression, Backward Selection) due to AIC/F-Value, Effective Coverage
 




chapter1: データの読込み


インストールフォルダの下位フォルダ“sample”にCSV形式のサンプルファイルがあります

解析モデルに適切なサンプルデータを用意してあります。ファイル名は適当に省略してありますが、どのようなデータなのかはわかると思います。同じ形式のデータを解析する複数のモデルに対しては、1つのサンプルファイルしか用意していない場合があります。適切な選択をして試して下さい
 



Data/Open File

既に記した様に、予めプリファレンス(Option/Preference)でCSVファイルを使うかExcelファイルを使うかを指定しておきます

CSVファイルの場合は、選択してオープンするだけでデータが読込まれます

Excelファイルの場合は、先んじて、そのファイルがMicrosoft Excelによってオープンされていなければなりません。その後に、同じファイルを本ソフトウエアから選択する事でデータが読込まれます。
一度読込まれればExcelは閉じても構いません

データをオープンすると、上部スクリーンにデータが表示されます(右画像)

別のデータファイルをオープンしたい場合は、一度オープンしたファイルをクローズしなければなりません。データをクローズ(Data/Close File)すると、スクリーンはクリアされます
 



Data/Exclude

変量名を指定して、読込んだデータから変量を除外する事が出来ます。戻すのも、同じダイアログボックスで指定を外せばいいだけです

多重線形性等があらわれた場合などにも使って下さい
 




chapter 2: プリファレンス


Option/Preference/Data File

オープンするデータファイルの形式を選択します。CSVファイルもしくはExcelファイルです

Excelファイルを選んだ場合は、DDEになります。ODBCは現在のバージョンでは使えない様にしました。
本ソフトウエアにExcelファイルのデータを読込むに先立って、Microsoft Excelにより其のファイルをオープンしておく必要があります。一度データを読込めば、Microsoft Excelは閉じても構いません
 



Option/Preference/String Length

サンプルと変量の表示する文字列長を指定します

この文字列長は各々の名称だけでなく数値にも適用されます。
数値に適用された場合は設定された数字が桁数となります。小数点の位置は自動的に最適化されます。
もちろん、計算精度には影響しません。あくまで表示に於ける制限です

重要な数値はこの制限を受けません。適用されるのは主にマトリックスの表示です
 



Option/Preference/Graph

グラフを表示するかどうかを設定します

グラフ表示をする場合に、Principal Component, Principal Factor, Maximum Likelihoodでのマッピングに於いて、ナンバリングと変量ベクトルのサイジングをする事が出来ます
 




chapter 3: 解析結果の保存


File/upperScreen/, File/lowerScreen/

上下2つのスクリーンは、Rich Text Formatで表示されます。
フォントの変更やページセットアップ,編集,保存などが可能です。簡単なテキストエディターだと考えればいいでしょう

出力されるデータは、等幅フォントで見易い様にしてあります
 



File/lowerScreen/Save As

Rich Text Formatでの簡易エディターなのでセーブしようとすると「.rtf」拡張子で保存しようとしますが、「.csv」で保存するのが良いでしょう

スプレッドシートで表示する事を前提に、解析結果を出力しています。
デフォルトでセーブファイルの拡張子が「.csv」となる様にそのうち改めます
 



Analysis/Predict

モデルによって、解析後にPredictメニューが有効になります

結果は、下部スクリーン最下段にその都度出力されます。併せて保存するといいでしょう

尤も、多くのプレディクションを実行する場合は、一度解析結果を保存して、それをスプレッドシートで展開してから計算した方が簡単でしょう
 




御感想でもありましたら
 


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