パワーから速度を、もしくは、速度からパワーを計算します。
ターゲットファクターを速度にする場合、つまり、リファレンスファクターをパワーにする場合は、パワーベースとして、ペダリング,クランク,スプロケット,スラスト(タイヤが生み出す推力)から選択出来ます。
また、時間乃至距離を選択し、その場合のエネルギー消費を計算します。これはプリファレンスで設定したエネルギー効率に基づいています
ターゲット以外に算出表示されるファクターも多くあります
パワー,トルク,フォースが、ペダリング,クランク,スプロケット,スラスト(タイヤ設置面)各々で個別に算出されます
通常使用するケイデンスに近似するケイデンスとギアコンビネーション,最低限必要な最大パワーが算出されます
スラストパワーを構成するドラッグである空気抵抗,転がり抵抗,勾配抵抗、更に、空気抵抗はシェル,人体,ホイール各々個別に、フォースと動力が算出されます
選択したリファレンスファクターに基づいて、設定した初速から終速までのシミュレーションを行ないます。時系列で多くのファクターを算出表示します。終速に動力が不足の場合などは途中で終了します。また、グラフ表示が可能です
選択可能なリファレンスファクターは、最大パワー,平均パワー,最大パワーとしてのPFV(Power of Final Velocity),平均パワーとしてのPFV,区間タイム,距離,加速度,G換算の加速度,コンスタントパワーがあります。
最後のコンスタントパワーは現実的ではありません。序に用意してみたまでです
イニシャルキックタイムは、ゼロ発進時のみに適用されます。通常、ゼロ発進の際には、低回転のペダリングだけでは十分なパワーを引き出せないので、爪先での蹴り出しや上体を前後に振る行為によって勢いをつけます。少しでもパワーを引き出せる様に回転数を先んじて上げます。そして、設定された短い時間は、低回転時のパワー曲線をスムージングしてシミュレートします
スタート時のギアは、自動で最適化する事、もしくは、選択的に設定する事が可能です
算出表示されるファクターも多くあります
平均パワー,最大パワー,平均トルク,平均フォースを、ペダリング,クランク,スプロケット,スラスト(タイヤ設置面)の各々のベースで個別に算出されます
最低限必要な最大パワー,区間タイム,平均加速度,最大加速度,距離が算出されます
消費カロリー等が算出されます
時系列で、経過時間,速度,パワー,トルク,フォース,加速度,走行距離,ギア,ギア比,ケイデンスが表示されます。パワー,トルク,フォースは、ペダリングベースになります。
プロファイルで設定したシフトアップケイデンスに達した際にシフトアップし、同様に設定されたシフティングタイムロスの間はノーパワーでシミュレートされます
選択したリファレンスファクターに基づいて、設定した初速から終速までのシミュレーションを行ないます。時系列で多くのファクターを算出表示します。プラスの動力により終速に達しない場合は途中で終了します。マイナスの動力を設定した場合は制動として扱われます。また、グラフ表示が可能です
選択可能なリファレンスファクターは、最大パワー,平均パワー,最大パワーとしてのPFV(Power of Final Velocity),区間タイム,距離,加速度,G換算の加速度,コンスタントパワーがあります。
最後のコンスタントパワーはあまり実際的ではありません
スタート時のギアは、自動で最適化する事、もしくは、選択的に設定する事が可能です。尤も、パワーをゼロ以下に設定した場合は無視されます
マイナスの動力による制動は、コンスタントフォースに換算されて制動をシミュレートします
算出表示されるファクターも多くあります
平均パワー,最大パワー,平均トルク,平均フォースを、ペダリング,クランク,スプロケット,スラスト(タイヤ設置面)の各々のベースで個別に算出されます
区間タイム,平均加速度,最大加速度,距離が算出されます
時系列で、経過時間,速度,パワー,トルク,フォース,加速度,走行距離,ギア,ギア比,ケイデンスが表示されます。パワー,トルク,フォースは、ペダリングベースになります。
プラスパワーで設定した場合は、プロファイルで設定したシフトダウンケイデンスに達した際にシフトダウンし、同様に設定されたシフティングタイムロスの間はノーパワーでシミュレートされます
制動をフォース(kgf)を基準として4つのパターンでシミュレート出来ます。一定のフォースで初速から終速までのシミュレーションや、クリティカル(フル)ブレーキング、下り坂で一定の速度を保つ制動、一定の距離毎に一定の速度まで減速するなど、様々なシミュレーションが可能です。時系列の数値表示とグラフ表示が可能です。また、ブレーキマテリアルの温度変化なども算出します
4パターンそれぞれで設定項目が異なります。
一定フォースによるブレーキングは、初速から終速までをシミュレートします。フォースの値はマイナスを入力して下さい。
クリティカルブレーキングは、フルブレーキングをシミュレートします。設定項目は初速と終速のみになります。
一定速度のブレーキングは、制動により一定の速度で走行する事をシミュレートします。トータル距離の設定によりブレーキ温度の時系列変化を算出します。
断続的ブレーキングは、インターバルで設定された距離毎に制動速度までフルブレーキングします。トータル距離の設定によりブレーキ温度の時系列変化を算出します
一定フォース,クリティカルブレーキングの場合に算出表示されるファクターを記します
スラスト(タイヤ設置面)での平均制動力,最大制動力,平均トルク,平均フォースを算出します
時間,平均加速度,最大加速度,距離を算出します
空気抵抗と転がり抵抗によって消費されたエネルギー,消費された位置エネルギー,初速時と終速時の運動エネルギーを算出します
フロント,リアのブレーキの温度,発熱量,放熱量,残積熱量を算出します
時系列で、経過時間,速度,パワー,トルク,フォース,加速度,走行距離が表示されます。パワー,トルク,フォースは、スラスト(タイヤ設置面)ベースになります。
一定速度を保つブレーキングの場合に算出表示される項目を記します
先ず、制動フォースが算出されます。次いで、設定されたトータル距離に要する時間が算出されます
空気抵抗と転がり抵抗によって消費されたエネルギー,消費された位置エネルギー,初速時と終速時の運動エネルギーを算出します
フロント,リアのブレーキの温度,発熱量,放熱量,残積熱量を算出します
一定速度を保つブレーキングの場合は、時系列変化は算出されません
右画像は断続的ブレーキングの設定画像です
右画像は断続的ブレーキングのグラフです。横軸は時間、縦軸に速度と走行距離です。算出表示される項目を記します
先ず、制動フォースが算出されます。次いで、設定されたトータル距離に要する時間が算出されます
空気抵抗と転がり抵抗によって消費されたエネルギー,消費された位置エネルギー,初速時と終速時の運動エネルギーを算出します
フロント,リアのブレーキの温度,発熱量,放熱量,残積熱量を算出します
時系列変化として、ブレーキング開始とブレーキング終了の時点で区切り、時間,距離,速度,フロントブレーキ温度,リアブレーキ温度,発熱量,放熱量,残積熱量を表示します
右画像は断続的ブレーキングのグラフです。横軸は時間、縦軸にフロントブレーキとリアブレーキの温度です。
二百数十秒で平衡状態になっています
斜度と速度は、下り坂での終末速度が計算出来ます。斜度から終末速度を算出する事とその逆に終末速度から斜度を算出する事が出来ます。
時間や距離を制限して、終末速度では無く終速として設定し、シミュレートする事も可能です
無制限の場合は、終末速度が算出されます。
終末速度に達した状態での空気抵抗,転がり抵抗,勾配抵抗が算出され、更に、空気抵抗は、シェル,人体,ホイール各々個別に算出されます。時系列変化は表示されませんが、グラフで確認する事は出来ます
距離乃至時間により制限を設定した場合、終速,時間,距離が算出されます。
更に、時系列変化として、時間,速度,加速度,距離が表示されます
右画像は、制限無しで、終末速度を計算した場合のグラフです。
終末速度である平衡状態に達するまでの時系列変化を表示しています。横軸は時間,縦軸に速度と距離です
コーナリングは、速度から限界となるコーナー半径を、コーナー半径から限界となる速度を算出します
フリクションマージンを比率で設定する事が出来ます
その場合の、パワー,トルク,フォースをペダリング,クランク,スプロケット,スラスト(タイヤ設置面)各々のベースで個別に計算します。また、その場合のケイデンスとギア,必要最低限の最大パワーを算出します
このシミュレーションは厳密なものではありません。おおよその目安程度に捉えて下さい。
前後バランスは理想的な状態で考慮されていて、ヒステリシスによるグリップ増加分は考慮されていません